米田博物館

展示物はわたしです❤️ どうぞ、ご覧になって行ってください😊

毎月、診察通い

はじめての診察以降、

月に一度の鍼灸院通いがスタートしました。


処方される本を読んでも

はじめのうちは全く頭に入らず。


でも、人の身体(心?)ってすごいもので、

よくわからない部分が

ほっとするような感じと、

自分が思いもしない事を言われても

「ふん!もうあそこへは行くもんか!」

とならなかったのは、不思議だなぁと思うのです。


当時のわたしは、

ひねくれすぎていて

心がひん曲がっていたけど、

ありがたいことに

身体はいつも素直でいてくれた。

(先生にも「米田さんは素直じゃないけど、あなたの身体はいつも素直でいてくれてますよ」と言われたなぁ)


本を読んでは泣き、

診察で泣きすぎて過呼吸になり、

鍼灸院のトイレの前で、コンビニのレジ袋を口にあててスーハーやったりもしてました 笑


「はい、米田さんまた過呼吸になったねぇ。○○さん!(スタッフ)袋持ってきてー。トイレのとこ、連れてってあげてー」

と、いった具合でね。


ある時なんて、

症状が悪すぎて

「今日は鍼と灸をやります」

と言われ(これ、かなり珍しい)

手の甲は鍼をたっぷり刺され、

手の平に灸してもらう。


途端に心がほぐれだして

涙が出てくる

両手の手首から先が動かせないわたしに、

スタッフの方がティッシュで顔を拭いてくれる。


お灸が終わると

「しばらくこのままでいてね」

と、鍼を刺されたままじっとすることに。


泣いていたわたしに

「ここにティッシュ置いときますね」

と、ティッシュを手の届くところに置いていてくれるんだけど、

わたしの手は鍼だらけで

ティッシュがつまめず。

結局、顔ぐしゃぐしゃで、鍼がたっぷり刺さった手をテーブルに乗せてる状態


なんて、こともあったり 笑



心の中に

たくさんたくさんの

我慢を溜め込んでいたわたしは


たくさんのみっともない姿を晒しながら


それでも

今までになかったような

大きな安心と

''こうするのが当たり前"ってくらい、

何の迷いもなく

鍼灸院へ通い続けたのです。