米田博物館

展示物はわたしです❤️ どうぞ、ご覧になって行ってください😊

沖縄移住へ ①

20代に入ってから、
頭の中にずっとあった言葉がある

『生まれた場所は選べないけれど、
生きていく場所は、自分で選べる』

なんでそんなこと浮かぶのが
さっぱりわからなかったけど、
表面的な感情がゆらゆらする部分じゃない
奥深くから聴こえてくるような声、
みたいな感覚でね。

ずっと片隅にあるわけじゃなく、
時々思い出す、みたいな感じだった。

当時、わたしは生まれ育った地元にある、某有名な企業の工場で正社員といて働いていた。
仕事は、ライン作業。
おっきな会社で、何千人と働く中には、
地元の人のほかに、日系の南米の人達、フィリピンの方、そして主に沖縄からの季節労働の人達がいた。

ひょんなことから、沖縄からきた人達と仲良くなり(当時、飲み会するってなると、100人で予約、ほぼ居酒屋貸切みたいな状態だったから、どれだけ季節社員が多いかイメージしてみて)

その沖縄から来ている子達の中でも、一部の子達と仲良くなって、
会社の夏休み(16連休とかあった)には、
フルで沖縄に行ったりしていた頃。
仲良しの男友達の1人が
「自分の地元の友達が来ることになった」
って話していて。
その地元の友達って子が、たまたまわたしと同じラインになり、友達の友達だからと色々気にかけていたら付き合うことになってね。
しばらくして、期間満了で彼は沖縄に帰り、遠距恋愛をしていた。

そんなある日、相手の浮気だかなんかで(もうきっかけは忘れちゃった 笑)
彼と別れようって話になって。

その時、
突然わかった。

「わたしは、彼と一緒になりたいんじゃく、沖縄に住みたいんだ!!!」
って。

衝撃だったー!!!!!!!

それまでは好きだと思っていたから。

でも、一度気づくと誤魔化しきかない 笑

彼は、わたしの親もよく知っていて、彼と結婚すれば何の反対もなく沖縄に住める
という理由で、
彼と付き合っていたという自分の本心を知ってね。

あー、ごめん!好きじゃないのに付き合ってたわ!
っていう思いと、
それを上回る
「わたしは沖縄に住みたかったのか!」
と自分の本心を知ったことで、すがすがしさ満載な気持ちでいたわたし。

その彼と知り合うきっかけになった男友達からも連絡があって
「無理しなくていいよ!悲しい時は泣いていいんだからね!」
と彼は言ってくれたけど、
(いや、まじで悲しくない!笑
めちゃくちゃすっきりしてるから!)
という本心を言えずにわたしはただ 
「大丈夫、強がってないから」
を繰り返した。